金沢の都市と交通を考える会(K.CAT)

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◆第13回市民フォーラム

<フォーラム開催概要> ※詳細はチラシを参照

 テーマ:「新幹線時代 地域の鉄道を考える 〜乗ってみんけ! 元気にせんけ!〜」
 日時:平成25年2月16日(土)13:30〜16:00
 場所:金沢学生のまち市民交流館 交流ホール和室
 参加者数:46名

<フォーラム関連資料>

 □チラシ(PDF、1056KB)
 □フォーラムの流れ・出演者プロフィール(PDF、19KB)

<フォーラムの様子>

 第13回目を迎えたK.CAT市民フォーラムでは、「新幹線時代 地域の鉄道を考える」をテーマに、北陸新幹線金沢開業を見据え、これからの地域の鉄道のあり方について議論しました。

1.地域の鉄道の役割や活性化策の提案
 北陸新幹線開業後も、地域の鉄道は地域住民の交通手段として、そして新幹線の開業効果を各地域へ波及するために必要であり、今後の地域鉄道のあり方を3地域のチームに分かれてプランを発表しました。
【3つのプラン】
 A.金沢地域
 B.能登地域
 C.加賀地域

【提案の前提条件】
 ・北陸新幹線の金沢開業(2015年春)、敦賀開業(2026年頃)を想定すること
 ・石川県を能登地域、金沢地域、加賀地域に分けて、各々の地域の課題を踏まえ、地域の鉄道であるJR北陸本線、
  JR七尾線、並行在来線、のと鉄道、北陸鉄道(浅野川線、石川線)の活性化策を提案すること
2.地域別プランの投票
 3つのプランを聞いて、「実現可能性、新規性、魅力度」という視点で、参加者の皆様に1〜3位の順位付けをして投票していただきました。
 その結果、「C.加賀地域」が最も高い評価をいただきました。
3.パネルディスカッション
 地域別鉄道プランの発表を踏まえ、パネルディスカッションでは、北原良彦氏(金沢経済同友会幹事)、宮本秀夫氏(潟uック宮丸代表取締役社長)、埒正浩氏(鞄本海コンサルタント専務取締役)をパネリストとして、有野充朗氏(国土交通省北陸地方整備局金沢河川国道事務所長)にコメンテーターとして参加していただき、K.CATの高山純一代表(金沢大学教授)がコーディネーターとなって進行しました。
 地域別プランに対しての感想、地域鉄道の厳しい経営状況を踏まえ、地域住民の鉄道を利用するという意識の向上や、観光客には快適さや利用のわかりやすさが必要など、地域鉄道の活性化について、意見交換が行われました。

第13回市民フォーラムは、沢山の方にご参加いただき、とても活気あるものとなりました。
これからも大胆かつユニークな視点で、北陸や金沢のまちづくりについて提案をしていきたいと思います。
これからのK.CATの活動にご期待ください!

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